就職をし、初めての1人暮らし(寮ですが!)をする時に、母から数点の家電を買ってもらいました。
うちは決して余裕がある生活ではなかった。高校は奨学金を借りながらでしたし。
高校3年間もずっと土日はバイトして、自分の物は自分で買っていましたしね。
だから、家電も小さいレンジにおもちゃみたいな掃除機、そしてアイロンだけを買ってもらった。
レンジは早々に、掃除機は5年前、そして最後のアイロンは先日ついに壊れた。
その時、引越し前に電気屋さんで少しでも安い物を・・・と選んでいる自分を急に思い出した。
母が『好きなのを選んでいいんだよ?』と苦笑いをし、私は『これがほしかったの!』と嘘をつく。
家電はほしいなぁと思ったら買い替え時!なんて言いますが、我が家は壊れるまで。
壊れてからだと買うまでが不便だし、急いで買わなきゃ!だからデメリットも多いんですけどね。
でも、やっぱり壊れるまで使いたい。買ってもらった家電は特に。
最後のアイロンが壊れた事は私にとって、ちょっと悲しい出来事でした。
捨てる前に、お疲れ様と声をかけカメラを構える。そして、両親にもう1度ありがとうを・・・。